エアバス・ヘリコプターズは2018年10月24日(水)、運航や整備に関わるデータ共有の機材が550機に達したと発表しました。救急医療サービス(EMS)や警察、消防防災、ビジネス輸送などで活躍するH125、H130、H145、H155、H175、H215、H225が含まれます。
共有されているデータソースは、最新鋭アビオニクスシステム「ヘリオニクス」、 フリートキーパー・デジタルログブックなどが対象です。エアバス・ヘリコプターズは、MROソフトウェア・プロバイダーのMRX Systems、Rusada、Ramco、Traxxallとのデータ共有にかかわる契約を締結し、デジタル化された整備データの共有も開始しています。
共有されているデータはHUMSの振動データ分析とともに、障害が発生する前に部品交換を促します。それによりAOGの回避、機体稼働率の向上、メンテナンスの負担軽減に貢献しています。整備の予測システム「FlyScan」は2017年に始動し、10社のオペレーターが44機が運用され、年間1件のAOGを未然に防いでいます。
エアバス・ヘリコプターズは、軍用ヘリコプター向けの「SmartForce」、民間ヘリコプター向けの「Skywise」を提供し、デジタルデータの共有に夜、安全で効率的なヘリコプターの運航をサポートしています。
詳しくはエアバス・ヘリコプターズのウェブサイトを参照ください。