消防庁は「平成30年度緊急消防援助隊地域ブロック合同訓練」を実施、このうち近畿ブロック合同訓練は2018年11月9日(金)と11月10日(土)の2日間、テクノポート福井をメイン会場に実施されます。
1日目の訓練は、福井県嶺北地方を震源とする大規模地震が9時に発生し、甚大な被害が発生した想定で、福井県は緊急消防援助隊の出動を要請、各災害現場で消火、救助、救急活動など部隊運用や関係機関と連携した総合的な部隊運用訓練を実施します。2日目には福井県石油コンビナート、関西広域応援訓練なども実施されます。
訓練には、三重県防災航空隊のAW139の「みえ」、滋賀県防災航空隊のAS365N3の「琵琶」、京都市消防航空隊のAS365N3の「あたご」、大阪市消防航空隊のAS365N3の「なにわ」、神戸市航空機動部隊のBK117C-2の「KOBE-Ⅱ」、兵庫県消防防災航空隊のBK117C-2の「ひょうご」、奈良県防災航空隊のベル412EPの「やまと2000」、和歌山県防災航空隊のベル412EPの「きしゅう」、徳島県消防防災航空隊のBK117C-2の「うずしお」、福井県防災航空隊のBK117C-2の「Blue Arrow」の航空機、名古屋市消防局の「ひでよし」が参加します。
航空機の参集は福井空港を中心とし、訓練は初動活動や映像伝送などに使用されます。