ATR、日本エアコミューターに日本初のATR-72-600を引渡し

ATR、日本エアコミューターに日本初のATR-72-600を引渡し

ニュース画像 1枚目:ATR-72-600
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ATR-72-600

ATRは2018年10月26日(金)、日本エアコミューター(JAC)にATR-72-600初号機を引渡したと公表しました。日本で運航する航空会社が導入する初めてのATR-72-600で、製造番号(msn)は「1524」、日本での機体記号(レジ)は「JA06JC」です。

このATR-72-600は、6月に発注済みのATR 42-600のうち1機をATR 72-600に発注変更した機体で、座席数は70席を装着する予定です。

JACはすでに導入済みのATR-42-600について、性能に非常に満足しているとコメントしており、より大型のATR-72-600の導入で運航の柔軟性が高まり、旅客需要にあわせて効率的に座席を提供できるようになるとコメントしています。

ATRは、日本でATR-42-600の導入成功に続き、ATR-72-600を引渡しでき、品質の高さが証明されたともアピールしており、引き続きリージョナル機の提供で観光や地域経済の活性化をもたらすとコメントしています。

なお、ATR-42-600とATR-72-600の両モデルはシングルタイプレーティングで、90%のスペアパーツを共有でき、運航上も多くのメリットがあります。これにより、JACはターボプロップ機で短い滑走路の空港へ多くの乗客を運ぶことができ、整備面での経済性も享受します。

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