ベトジェットとエアバスは2018年11月2日(金)、2018年7月にファーンボロー・インターナショナル・エアショーで締結された覚書(MOU)を確定に切り替えました。この契約は、これまでの発注分に加え、A321neoを50機、追加する契約です。ベトナムを公式訪問中のフランスのエドゥアール・フィリップ首相が出席し、契約が締結されました。
ベトジェットは、燃費効率が優れ客席の多いA321neoの導入を通じ、生産能力を高め、特に国際線を大幅に拡大する計画です。エアバスも契約について長期的なパートナーとして、新たな発注の確定を歓迎し、競争の激しい市場でA321プログラムへの大きな支持でもあるとコメントしています。
この契約により、ベトジェットのA320ファミリーは計171機となり、このうち46機はすでに納入済みで、受注残は125機となります。この内訳は、A321neoが120機、A321ceoが5機です。
これにあわせ、CFMインターナショナルともA321neoに搭載するLEAP-1Bエンジンについて契約し、総額は53億ドル相当のサポート契約を締結しています。