ロシア海軍の近代化改修IL-38哨戒機、11月8日に日本海を飛行

ロシア海軍の近代化改修IL-38哨戒機、11月8日に日本海を飛行

ニュース画像 1枚目:11月8日に確認されたロシア海軍Il-38哨戒機
© 航空自衛隊
11月8日に確認されたロシア海軍Il-38哨戒機

統合幕僚監部は2018年11月8日(木)、ロシア機の日本海での特異な飛行が確認されたと公表しました。ロシアのIL-38哨戒機1機で、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対応にあたりました。これに伴う領空侵犯などは確認されていません。

公開された画像によると、コクピット付近には「23」と表記、尾翼に記載されたビューロナンバーは不明瞭です。コクピット後部あたりの胴体上部に平板状のアンテナが装備、コクピット下にはアンテナドームが付いており、イリューシンがロシア海軍向けに近代化改修を施したIL-38N対潜哨戒機とみられます。

公表された航路によると、隠岐の北から対馬方向に向かい、北緯35度統計130度の手前で反転して日本列島沿いに北上する形で能登、佐渡、男鹿半島の沖合を飛行し、ロシア方面へ戻りました。

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