ジャムコ、777X飛行試験用ラバトリー出荷や改修用キット提供で好調

ジャムコ、777X飛行試験用ラバトリー出荷や改修用キット提供で好調

ニュース画像 1枚目:777Xラバトリーの出荷
© ジャムコ
777Xラバトリーの出荷

ジャムコは2018年11月8日(木)、2019年3月期の第2四半期決算を公表しました。売上高は前年同期比6.1%増の403億5,400万円、営業利益は12.9%増の21億5,200万円、経常利益は27.9%増の23億9,400万円、四半期純利益は38.2%増の14億3,000万円でした。

主力の航空機内装品の製造事業では、ボーイングが開発を進める777Xへ移行する端境期にあたっており現行の777向けギャレーとラバトリーの出荷数が減少しているものの、客室改修用キット、スペアパーツの販売増加、777X飛行試験用ラバトリーの出荷などで、前年同期に比べ売上高が増加しています。ただし、11月2日(金)付けの開示情報で公表している通り、一部プログラムの初期コストの増加に伴う工事損失引当金を追加計上し、原価が増加しています。

新たな収益の柱に成長を目指す航空機シート製造事業では、製品出荷が着実に増加し、前年同期に比べ売上高は増加しています。さらに生産効率改善による採算性の向上、前年同期の一部プログラムの初期コスト増による影響の反動から、経常損失も改善しています。

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