IHI、日本での非独占製造権を延長 F135ターボファンエンジン

IHI、日本での非独占製造権を延長 F135ターボファンエンジン

ニュース画像 1枚目:F135エンジン
© Arnold Engineering Development Complex / Arnold Air Force Base
F135エンジン

IHIは2018年11月12日(月)付けで公開した第202期第2四半期報告書で、同社が契約しているF135ターボファンエンジンの非独占製造権について契約期間を延長したことを明らかにしています。

IHIとユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーションとの契約で、F135ターボファンエンジンの日本での非独占製造権を契約前の2024年9月30日(月)までのところ、新たに2027年9月30日(木)と3年間延長しました。経営上の重要な契約として、2018年度第2四半期に締結しました。

F135はプラット・アンド・ホイットニー(P&W)が開発したF-35ライトニングIIに搭載されているアフターバーナー装備のターボファンエンジンで通常離着陸型 (CTOL)のF-35A、短距離離陸垂直着陸型 (STOVL)のF-35B、艦載機型 (CV) のF-35Cと3種類のエンジンがあります。IHIは、東京の瑞穂工場で製造が手がけているほか、P&W向けのエンジン部品製造も相馬、呉第二工場などで担当しています。

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