35FWの築城基地への訓練移転、36ソーティを実施

35FWの築城基地への訓練移転、36ソーティを実施

ニュース画像 1枚目:F-2とF-16
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Melanie A. Hutto
F-2とF-16

三沢基地に所在する第35航空団(35FW)所属の6機のF-16ファイティングファルコンが航空自衛隊が築城基地に訓練移転し、その様子が公開されています。訓練は2018年11月5日(月)から11月8日(木)に実施され、35FWの隊員は85名が参加しました。

11月5日には戦闘機、貨物機、隊員たちが到着し、午前中に三沢基地から輸送した物資等をすべて築城基地におろし終え、午後には初ソーティに至りました。訓練移転でF-16は築城に所在する第8航空団所属のF-2戦闘機と訓練を実施しました。

移転期間中、日米のパイロットは計36ソーティを実施し、両国で展開する際の防御対航空任務、空対空や空対艦のシナリオに基づいた基本的な機動演習を実施しました。基本的な機動演習は、両国の戦闘機の機動性や搭載する装備への理解を元に実施されており、今回の訓練は日米共同統合演習とあわせて実施されており、アメリカ海軍と海上自衛隊が演習に加わり、艦艇を動員したパイロットにも珍しい空対艦の訓練により即応性を高めました。

なお、FlyTeamメンバーの投稿から築城基地での訓練に参加したF-16CMは「90-0808」「90-0810」「90-0824」「91-0367」が確認されており、三沢基地が公開している画像で、「90-0802」「92-3897」も確認できます。輸送機は横田基地に所在する第36空輸飛行隊(36AS)のC-130J、「15-5813」が使用されています。

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