ソラシドエアは2018年11月26日(月)、2019年3月期の中間決算を公表しました。営業収入が前年同期比3.0％増の202億500万円、営業利益は16.7％減の19億円、経常利益は12.6％減の19億1,000万円、中間純利益は24.4％減の12億4,300万円でした。
2019年3月期決算は、当初計画の営業収入414億円、営業利益16億円、当期利益10億円を上方修正し、営業収入415億円、営業利益22億円、当期利益15億円とします。原油価格の上昇や格安航空会社(LCC)を含めた各社との競争激化が予想されるものの、10月からの名古屋(セントレア)発着を中心とした新路線、増便によるネットワーク拡充に加え、各種コスト削減の取り組み強化で、通期の業績は当初計画を超える見通しです。
9月までは全路線の提供座席数は前年から3.2%減の133万299席でしたが、有償旅客数は1.3%減の91万9,815人と供給減を上回る旅客数を集客したことから、有償座席利用率69.2%と前年の67.8%を上回りました。国際線の就航を視野に、6月に長崎/台北線、7月に大分/台北線、9月に熊本/台北線とソラシドエアが展開する南九州の各地発で国際線チャーター便を運航しています。