エールフランス航空、A380のリース5機を返却へ

エールフランス航空、A380のリース5機を返却へ

ニュース画像 1枚目:エールフランスのA380
© Air France
エールフランスのA380

エールフランス航空は、保有するA380の10機のうち、最大5機をリース会社に返却する方針です。フランスの「Les Echos」が2018年11月23日(金)付けで伝えています。

エールフランスのA380は2009年10月に初号機を受領し、現在は10機体制で運航しています。10機のうち5機がリース契約機で、最初に導入したリース機は2010年2月に受領した2号機とみられます。リース契約は2019年末に1機目の契約終了が迫っており、返却を進めていくと伝えられています。

「Les Echos」は返却を決断した理由について、長距離路線に投入するA380と777-300ERを比較した場合、燃油費が高いことなどをあげているほか、同社が運航するAF66便が2017年9月30日(土)、右舷外側の第4エンジンが破損、カナダのグースベイ空港に緊急着陸した事案の影響などをあげ、利用者からの評価が下がっていることなどを指摘しています。

エールフランスのA380は、ファースト9席、ビジネス80席、プレミアムエコノミー38席、エコノミー389席の計516席仕様で運航しています。

メニューを開く