関⻄空港駅、12月5日に天井ボードが落下 消火配管の漏水が影響

関⻄空港駅、12月5日に天井ボードが落下 消火配管の漏水が影響

ニュース画像 1枚目:落下した天井ボード、白枠部
© 新関西国際空港
落下した天井ボード、白枠部

新関西国際空港は2018年12月5日(水)、関⻄空港駅で天井ボードが落下したと公表しました。これは当該日22時11分ごろ、関⻄空港駅のJR⻄日本ホーム4番線起点方ホーム端付近の線路上に天井ボードが落下した事案です。

落下物した天井ボードは、下張り材は縦横が1.8メートルと0.9メートル、重さ約14キログラム、上張り材は縦横が0.6メートルと0.3メートル、重さ約6キログラムです。線路上に天井ボードとボード枠が落下したことによる負傷等は発生していません。ボード枠が架線に接触したものの、架線設備への損傷もありません。この影響により、JR⻄日本の関⻄空港線、南海電鉄の空港線が一時運転を⾒合わせています。

落下した原因は、消火配管からの漏水による水が溜まったことから、天井ボードが吸水し重量が増加し、強度低下による落下と推定されています。落下した天井ボード周辺を12月6日未明に点検し、他に落下するおそれのある天井ボードは発⾒されていません。

今後、駅構内の天井すべての点検と配管から漏水の点検を実施します。また、詳細な原因究明を⾏い、必要な対策を講じ、再発防止に努めます。

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