ボーイング、BBJ 777Xを発売 航続距離は最大21,570キロ

ボーイング、BBJ 777Xを発売 航続距離は最大21,570キロ

ニュース画像 1枚目:機内イメージ
© Boeing
機内イメージ

ボーイングは2018年12月10日(月)、開発中の777Xをベースとするビジネスジェット機「BBJ 777X」の販売を開始すると発表しました。これまで製造された全てのビジネスジェットの中で航続距離がもっとも長く、地球半周以上を航行できます。

ボーイングはこのビジネスジェットの提供で、超長距離VIP旅行の定義は新たな時代を迎えるとの考えで、BBJ 777Xは多くの空間を確保し、快適、かつ目的地に直接アクセスできる手段で、特別な顧客に提供されるとコメントしています。ボーイングは、中東ビジネス航空アソシエーションショー(MEBAA)で公表しました。

「BBJ 777X」は、BBJ 777-8とBBJ 777-9の2つの機種を選択できます。 BBJ 777-8は11,645海里、およそ21,570キロメートルの航続距離があり、客室内は302.5平方メートルを確保しています。BBJ 777-9は11,000海里、およそ20,370キロの航続距離で、客室内は342.7平方メートルです。航続距離は羽田からリオデジャネイロ間の18,562キロもカバーでき、客室の広さについてボーイングはほぼ無制限にインテリアのデザインを採用できるとみています。

このBBJは、グリーンポイント・テクノロジーズ、日本の政府専用機の改修を手がけるジェット・アビエーション、ユニーク・エアクラフト・デザインの3社がインテリアのコンセプトを発表しており、VIP顧客の好みに合わせて提案が可能です。

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