エアバスは2018年12月11日(火)、モービル工場で製造した100機目の機体を納入しました。区切りの機体は、フロンティア航空に引き渡しされた製造番号(MSN)「8580」で、機体記号(レジ)は「N343FR」です。
モービル工場で製造された初のA320ファミリーは2016年4月25日(月)、ジェットブルーに引き渡しされた機体記号(レジ)「N965JT」のA321でした。この工場は、主にアメリカの航空会社向けにA320ファミリーの引き渡しを加速する狙いから、最終組立ラインの北米展開を決定、2015年9月に組立ラインを稼働しています。
現在、同施設で月産4機のA320ファミリーを提供しており、エアリース・コーポレーション、アレジアント・エア、アメリカン航空、デルタ航空、フロンティア航空、ハワイアン航空、ジェットブルー、スピリットと8社に引き渡ししています。
エアバスは現在、A320ファミリーはドイツのハンブルク、フランスのトゥールーズ、中国・天津とあわせ、4箇所で製造を手がけています。