横田所属のC-130J、空中投下訓練中に基地外へパラシュート落下

横田所属のC-130J、空中投下訓練中に基地外へパラシュート落下

防衛省北関東防衛局は2018年12月20日(木)、横田基地所属C-130J輸送機で空中投下訓練中、基地外へのパラシュート落下した事案が発生したと横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会へ情報提供しました。

基地外のパラシュート落下は、C-130Jが12月19日(水)16時ごろ、東富士演習場近隣の施設区域外の静岡県裾野市内の富士裾野工業団地付近で、パラシュートによる物資投下訓練中、パラシュートが落下したものです。投下物資は当該機内に残り、パラシュートのみ落下しました。落下したパラシュートは施設区域外で発見され、近隣の陸上自衛隊の部隊が保管しています。

この事案発生を受け協議会は12月21日(金)、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、北関東防衛局長、横田防衛事務所長に対し、口頭要請を実施しています。

横田基地の所属機は、2018年4月に人員降下訓練中にパラシュートの一部が近隣の中学校に落下する事故が発生し、パラシュート訓練に起因する事故が短期間のうちに再発したことに遺憾の意を示しています。

施設区域外へパラシュート落下は、重大な事故につながる可能性があり基地周辺住民に多大な不安を与えるとして、今回の事案について速やかな原因究明と、再発防止策を講ずること、訓練再開時は安全確保のさらなる徹底を図ること、これらの情報を関係自治体に速やかに提供することを求めています。

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