ANAホールディングスCEOの片野坂真哉氏は2019年1月4日(金)、2019年ANAグループ年始式の年頭挨拶で、2017年と2018年度で取り組んできた「安全と品質・サービスの総点検」の総仕上げの1年として取り組むと発表しています。
年始早々、運航乗務員の乗務前検査でアルコール反応が検出されたことから、計5便が遅延する事態が発生したことを陳謝するとともに、2019年は品質とサービスを「ダントツの水準」に高めることをめざすと語りました。
航空事業ではハワイ路線にA380、アジア路線に787-10や777フレーターの導入が決定しているほか、2月には羽田/ウィーン線、9月には成田/パース線といった長距離路線が開設される予定です。また、格安航空会社のピーチとバニラエアの統合も本格化し、ANAセールスは、新ブランド「ANA Traveler's」を本格的に売り出していきます。
ANAグループでは未来社会のリーディングエアライングループをめざし、AI、IoT、ロボットといったデジタルイノベーションを活用し、ドローン事業や自動運転実証実験、ANA AVATARなど取り組みを進めていく方針です。詳しくは、ANAグループのウェブサイトを参照ください。