第10師団、ラグビーW杯開催前に愛知県国民保護共同実動訓練に参加

第10師団、ラグビーW杯開催前に愛知県国民保護共同実動訓練に参加

ニュース画像 1枚目:UH-1で緊急患者空輸
© 陸上自衛隊 第10師団
UH-1で緊急患者空輸

陸上自衛隊第10師団は2019年1月11日(金)、愛知県豊田市内で行われた「平成30年度愛知県国民保護共同実動訓練」に参加しました。

この訓練はラグビーワールドカップの開催予定地の「豊田スタジアム」を主会場とし、警察や消防、医療機関などと共同し、連絡調整や救助活動、避難民の誘導、緊急患者空輸などの訓練が実施されました。

訓練の想定として、豊田スタジアムで観客席に仕掛けられた不審物が爆発し多数の死傷者が発生、観客席では2回目の爆発が発生するものです。現場から、犯人グループが逃走し、検問所付近で発砲、さらに逃走する事態で、同じ頃に新たな不審物が豊田スタジアム内で発見されたと、各機関が協力する必要に迫られる事態です。

第10師団は警察と患者搬送や、医療機関と連携した救助活動をはじめ、自衛隊車両による避難民の誘導、第10飛行隊のUH-1を使用し、消防と共同の緊急患者空輸などが実施されています。

期日: 2019/01/11
メニューを開く