カナダのウェストジェットは2019年1月17日(木)、同社初の787、機体記号(レジ)「C-GUDH」の787-9を受領しました。ウェストジェットの創業者で現会長の名前にちなみ、機体の愛称は「クライブ・ベドー」と付けられました。ウェストジェットはグローバル・ネットワーク・キャリアへの衣替えを展開しており、この戦略方針の変更にあたり、787は重要な機材となります。
この機材はビジネス16席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー276席、計320席を装備しています。ビジネスクラスは同社初のライフラットシートを採用しており、豪華な毛布や枕、就寝時にはベッドメイクサービスを提供します。プレミアムエコノミーは「2-3-2」配列で、ブランケットや枕を各シートに用意しています。
この787-9は、4月28日(日)にカルガリー/ロンドン・ガトウィック線で初の国際線に就航する予定ですが、これを前に2月20日(水)からカルガリー/トロント線のカナダ国内線に投入され、乗員の完熟度を高めます。ウェストジェットは787-9の2機目を2月、3機目を3月にそれぞれ受領する予定で、これに合わせカルガリー発着のパリ線とダブリン線に就航します。
ウェストジェットは787の導入にあわせ公表した路線計画で、日本を含むアジア路線の展開を視野に入れています。