空自のスクランブル、2018年度3四半期は758回 前年から22回増

空自のスクランブル、2018年度3四半期は758回 前年から22回増

防衛省統合幕僚監部は2019年1月23日(水)、2018年度3四半期の緊急発進(スクランブル)の実施状況について発表しました。

発表によると、2018年度3四半期のスクランブル発進の回数は758回で、前年同期の736回から22回増となりました。推定を含むスクランブル発進の内訳は、中国機に対して476回と全体の約63パーセント、ロシア機が270回で約36パーセント、その他が約1パーセントでした

地域別では、北海道を所管する北部航空方面隊が222回、中部航空方面隊が37回、西部方面航空隊が53回、南西諸島を所管する南西航空混成団が446回の緊急発進を実施しました。

2018年度3四半期の特徴として、中国機に対する緊急発進回数は増加、ロシア機に対する緊急発進回数は減少しており、特異な飛行として28回公表されています。また、推定を含め、中国機では戦闘機、ロシア機では情報収集機に対しての緊急発進が、多く実施されています。

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