JALとANA、2018年の定時運航率でアジア部門でそれぞれトップ

JALとANA、2018年の定時運航率でアジア部門でそれぞれトップ

FlightGlobalは2019年1月8日、FlightStats年間オンタイム・パフォーマンス・サービス(OPS)アワードにおいて2018年アジア太平洋地域で定時到着率トップの航空会社として、主要航空会社部門でJAL、エアラインネットワーク部門でANAを認定しました。

アジア太平洋地域の主要航空会社部門でJALは定時到着率84.73%となり、7年連続で首位をキープしています。第2位はANAの84.20%、次いでシンガポール航空の83.52%と続きました。

ANAはアジア太平洋地域のエアラインネットワーク部門で定時到着率85.25%でトップに輝き、次いで僅差で第2位がJALの85.21%、第3位はシンガポール航空が83.52%でした。

グローバルランキングは、トップのデルタ航空が定時到着率86.09%で2017年から0.19%向上しています。第2位はカタール航空が85.88%、第3位はKLMオランダ航空が85.04%でした。世界のエアラインネットワーク部門の定時到着率では、トップのカタール航空が85.88%、第2位はKLMが85.59%、第3位がANAの85.25%でした。

格安航空会社(LCC)部門ではアズール・ブラジル航空とイベリア・エクスプレスが共に平均定時到着率86.47%を記録し、トップに輝きました。

FlightGlobalのアジア・パシフィック担当は、アジアの航空会社は外的要因からダイヤの乱れに直面し、混乱自体を抑制できないものの、用意周到な計画と運営により迅速な対応が可能といい、定時到着で全体的に顕著な改善を示し、各社のブランドイメージの向上に貢献しているとコメントしています。

なお、FlightStatsの「定時到着」は予定到着時刻の14分59秒以内にゲートに到着した場合が対象で、OPSアワードの「エアラインネットワーク」部門は、主要エアラインのフライトに加えたコードシェア便も含むネットワークです。

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