旧KLMの747、コレンドン塗装でスキポール近くのホテルに移送

旧KLMの747、コレンドン塗装でスキポール近くのホテルに移送

ニュース画像 1枚目:コレンドン塗装をまとう747
© Corendon
コレンドン塗装をまとう747

航空・旅行会社などを展開する旅行グループ企業のコレンドンは2019年2月5日(火)から、アムステルダム・スキポール国際空港近くで営業するコレンドン・ヴィレッジ・ホテル・アムステルダムに747-400を輸送、設置します。

この機体は、KLMオランダ航空で機体番号(レジ)「PH-BFB」、愛称「City of Bangkok」号として運航されていました。「PH-BFB」はローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港の格納庫でコレンドン塗装が施され、2018年12月中にアムステルダムに再び戻っていました。CFM56エンジンなど再利用できる部品は航空機リサイクル会社が取り外しており、最後の移送の準備が整っています。

移送はオランダの巨大建造物の輸送を手がけるマムートが担当し、スキポール空港の滑走路18Lの先に位置するコレンドン・ヴィレッジ・ホテル・アムステルダム敷地内の庭園に据え付けられ、「Corendon Boeing 747 Experience(コレンドン・ボーイング747体験)」として改装され、2019年第3四半期に開業する予定です。

なお、輸送は2月5日(火)22時から開始されます。5日間かけて水路17本、A9高速道路、州道1本を横切り、コレンドン・ヴィレッジ・ホテル・アムステルダムに到着します。輸送ルートは18Cエンドの誘導路から空港敷地外に出た後、スローテル通りを越し、A9を横断、ホテルに向かいます。この輸送風景はライブ中継も予定されており、最大の見所はA9高速道路を横断する現地2月8日(金)深夜から2月9日(土)の移動です。

■Corendon Mission 747 VIDEO
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