第七管区や福岡県漁連、会員制捜索ヘリサービス「ココヘリ」と協定締結

第七管区や福岡県漁連、会員制捜索ヘリサービス「ココヘリ」と協定締結

ニュース画像 1枚目:AUTHENTIC JAPAN、第七管区、福岡県漁連が協定締結
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AUTHENTIC JAPAN、第七管区、福岡県漁連が協定締結

会員制捜索ヘリサービス「ココヘリ」を手がけるAUTHENTIC JAPANは2019年2月7日(木)、第七管区海上保安本部(第七管区)、福岡県漁業協同組合連合会(福岡県漁連)と全国で初めてとなる「海上における遭難者発生時の救助率向上に関する協定」を締結しました。同日、第七管区本部で調印式が執り行われました。

この協定は、福岡県漁連が筑前地区の漁業関係者を対象に、落水や遭難対策としてココヘリサービスへ加入した事を受け、第七管区がココヘリ受信機の導入を正式に決定したことを受け、締結されました。AUTHENTIC JAPANは最大16キロメートルを捜索できる「ブーストアンテナ」を開発し、海上保安庁との合同実証実験を成功させており、この協定締結の一助となっています。

ココヘリサービスは、遭難や滑落などの山岳事故を対象にした会員制の捜索ヘリサービスで、会員証として貸与される発信機の電波を使用し上空から捜索します。今回の締結は、サービスが山から海へ展開する救助体制となり、そのカバー範囲を広げます。

現在、ココヘリサービスは全国6社のヘリ運航会社と提携し、全国の主要山域をすべてカバーし、全国29都道県の警察・消防航空隊・ハイパーレスキューなどに導入されています。

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