ロールス・ロイスは2019年2月14日(木)、エミレーツ航空とエアバスのA380、A330neo、A350の合意を歓迎しています。エミレーツ航空が発注したA330neoの40機はトレント7000エンジン、A350 XWBの30機もトレントXWBエンジンを搭載し、いずれもロールス・ロイスがトータルケアサービスのサポート契約が含まれています。
また、39機が契約解除となるものの、エミレーツとエアバスが合意した残る14機のA380の納入については、いずれもトレント900エンジンを搭載します。エミレーツが保有するA380のトレントエンジン搭載機は、計33機となる予定です。今回の合意前までは計52機でしたが、発注キャンセルにより、搭載機数が減少します。
ロールス・ロイスは、エミレーツ航空がA330neo、A350の契約により、トレントエンジンを搭載する機材数を拡大することを歓迎しています。また、2021年に納入を終えるA380については、エミレーツがコメントした旅行者に喜ばれる機材とのコメントを歓迎し、同時に同社がA380への投資を継続する姿勢を示したことから、その支援を惜しまないと表明しています。
A380の影響について、ロールス・ロイスは2月28日(木)に予定している2018年度の業績発表に必要な情報をアップデートする方針です。