ロシアTu-95とSu-35、2月15日に日本海と太平洋を飛行

ロシアTu-95とSu-35、2月15日に日本海と太平洋を飛行

ニュース画像 1枚目:Tu-95爆撃機
© 統合幕僚監部 / 航空自衛隊
Tu-95爆撃機

統合幕僚監部は2019年2月15日(金)、ロシア空軍のTu-95爆撃機4機とSu-35戦闘機4機が日本海と太平洋を飛行した事案を公表しました。航空自衛隊の戦闘機がスクランブル発進し、対応しました。これによる領空侵犯などはありませんでした。

飛行した機体のうち、Su-35は2機が朝鮮半島方面から飛来し、ウラジオストク方面に戻り、もう2機はウラジオストク方面から能登半島方面沖へ南下後、稚内沖へ北上しています。

Tu-95の2機は、朝鮮半島方面から飛来したSu-35の2機と同様の航路で日本海側を稚内沖まで北上、もう2機は北方領土の国後島、択捉島付近から飛来し、太平洋側を高知沖まで飛行し、Uターンして同じルートで戻っています。

統合幕僚監部が公開している画像によると、Su-35のコクピット下に「23」、Tu-95の機体には「RF-94201」と記載されています。「RF-94201」はロシア空軍のTu-95MSとみられ、2017年4月にTu-95とIl-38が2機ずつ日本海を飛行した際に確認されています。

期日: 2019/02/15
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