羽田空港、3月末でハミングバードディパーチャーが全廃

羽田空港、3月末でハミングバードディパーチャーが全廃

ニュース画像 1枚目:ハミングバードディパーチャーのジェイエア
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ハミングバードディパーチャーのジェイエア

羽田空港で2019年3月31日(日)、「ハミングバードディパーチャー」と呼ばれる「北風時A滑走路北向き離陸左旋回」が全廃されます。

羽田空港では、2000年(平成12)年から北風運用時にA滑走路から北向きに離陸、大森南付近で左に旋回し、糀谷・羽田などの羽田空港近接市街地上空を低い高度で通過し、神奈川方面に進むルートが設定されおり、羽田空港近接の地域でこの「北風時A滑走路北向き離陸左旋回」の騒音が問題とされていました。

同ルートでは、2010年(平成22)年10月までは5便、2018年夏スケジュールまでは3便を上限に運航されていましたが、2018年10月28日(日)からの冬スケジュールで1便が削減され、残る2便は3月31日(日)から削減され、全廃となります。

「ハミングバードディパーチャー」は第1旅客ターミナルビルから国際線ターミナルと富士山をバックに撮影できることから、航空撮影ファンの間では人気の画角でもありますが、運用日は40日を切り、惜しまれつつの終了となります。

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