RAFトーネード、イギリス各地でフェアウェル・フライパストを実施

RAFトーネード、イギリス各地でフェアウェル・フライパストを実施

ニュース画像 1枚目:イギリス各地を飛行するトーネード
© RAF
イギリス各地を飛行するトーネード

イギリスでEUからの離脱が話題になっていると同時に、航空ではイギリス空軍(RAF)の任務に付き、2019年3月末に退役するトーネードが話題となっています。このトーネードは2019年2月19日(火)から3日間、イギリス各地の基地を巡り、 フェアウェル・フライパストを実施しています。

トーネードは長年にわたり、RAFの礎としてその任務にあたり、その最後の時期をイギリス各地で別れを告げるイベントを開催できることは特別なこととRAFは説明しています。

1979年に初めてトーネードの運用を開始し、世界各地に展開する作戦に投入されてきました。最近ではシリアやイラクで過激派組織「イスラム国(IS)」に対する作戦に従事し、2019年2月5日(火)、イギリスに帰国しました。

長年に渡り、トーネードが担ってきた任務には、タイフーンによって作戦が実施されます。タイフーンは巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」や空対空ミサイル「ミーティア」、精密空対地ミサイル「ブリムストーン」を搭載可能です。さらにRAFはF-35ライトニングIIの導入を進め、新たな戦闘機部隊を形成する計画です。

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