日本発アラスカ行きチャーター便が決まる-JALが16便を運航

日本航空(JAL)は9年連続で運航する夏のアラスカ直行チャーター便を2011年5月21日から9月11日まで、計16便を運航する。例年、成田、名古屋、関空、福岡発で運航しているが、新たに静岡空港からの運航をはじめる。機材はこれまでB747-400型を活用してきたが、総座席数223席のB767-300型を利用する。

日本/アラスカ間は現在、定期直行便の就航がない。このため、通常はアメリカ西海岸の都市を経由、アラスカまで約13時間から17時間ほどの移動になる。チャーター便では、往路は約 6時間半、復路は約7時間と大幅に移動時間が短い。

スケジュールは5月中旬から7月中旬は成田、関空、福岡発アンカレジ、バンクーバ
ーを往復。7月から9 月初旬は成田、静岡、名古屋、関空発アンカレジ、日本各都市とアンカレジ、フェアバンクスの3都市を組み合わせるパターンを予定している。

なお、運航時間は日本発午後6時から午後8時ごろ、アラスカ着午前7時から午前9時頃。帰着はアラスカ発が午前10時から正午頃、日本着が翌日の午前11時から午後1時頃になる。

2010/11年の冬季スケジュールでは日本/フェアバンクス間のチャーター便を東京、名古屋、大阪発、12月27日から3月5日まで計12便を運航している。