コープ・ノースの人道支援・災害救援訓練、空自C-130Hがテニアンへ

コープ・ノースの人道支援・災害救援訓練、空自C-130Hがテニアンへ

ニュース画像 1枚目:第401飛行隊所属 C-130H 「05-1084」
© U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Jake Barreiro
第401飛行隊所属 C-130H 「05-1084」

アメリカ空軍と航空自衛隊、オーストラリア空軍は2019年2月7日(木)から3月19日(火)まで、日米豪共同訓練「コープ・ノース19(COPE NORTH 19)」を実施しています。このうち、人道支援・災害救援共同訓練の航空患者搬送、飛行場応急措置が実施されました。

2月27日(水)には、小牧基地所属の第401飛行隊所属C-130Hの「05-1084」がテニアン島に向けて飛行し、テニアン島でアメリカ軍、オーストラリア空軍、航空自衛隊の隊員が救急医療処置や模擬患者の搬送演習で、人道支援や災害救助のスキルを強化しました。横田基地所属C-130Jの「15-5810」もテニアンへの物資輸送を行なっています。

また、グアムのアンダーセン空軍基地では、アメリカ海軍第25海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-25)アイランドナイツ所属MH-60Sナイトホークの「168397」を使用し、模擬負傷者の搬送、模擬救急処置などを実施しました。

「コープ・ノース」は三沢基地で1978年に実施されていた訓練を1999年にアンダーセン空軍基地に移転し、インド・アジア太平洋地域の安全保障を高める狙いから、毎年実施されています。

なお、人道支援・災害救援共同訓練では航空患者搬送、飛行場応急措置のほか、航空輸送、不整地離着陸、捜索などの訓練が実施されます。

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