海上自衛隊大湊地方隊は2019年3月11日(月)、護衛艦「しらぬい(DD-120)」の初度入港行事を挙行しました。
「しらぬい」は2月27日(水)、三菱重工業の長崎造船所で引渡式、自衛艦旗授与式を経て、配備先の大湊に向けて出港しました。入港行事では、むつ市長をはじめとする来賓と大湊在籍部隊の隊員が出迎え、「しらぬい」艦長による入港挨拶が実施されました。
「しらぬい」は、九州の八代海に伝えられる神秘な火光現象「不知火」に由来します。基準排水量は約5,100トン、全長151メートル、全幅18.3メートル、深さ10.9メートルで最大速力は30ノットです。「しらぬい」にはSH-60K哨戒ヘリコプターが1機、搭載されます。
なお、「しらぬい」の第7護衛隊編入に伴い、今まで大湊を母港としていた護衛艦「せとぎり(DD-156)」は定係港を舞鶴とし、同地に転籍されています。