エア・インディア、一部路線で運航を停止 デリー/マドリード線など

エア・インディア、一部路線で運航を停止 デリー/マドリード線など

エア・インディアは2019年3月16日(土)から、運航上の都合により、デリー、ムンバイ発着で一部路線の運航を停止しています。

同日から運航を停止したのは、デリー/マドリード線のAI135便とAI136便、デリー/バーミンガム線のAI113便とAI114便、デリー/アムリトサル/バーミンガム線のAI117便とAI118便です。3月20日(水)の時点で再開の目途は発表されていません。

また、デリー/カブール(アフガニスタン)線のAI243便とAI244便は3月21日(木)から3月30日(土)まで、デリー/ナジャフ(イラク)線のAI901便とAI902便は3月21日(木)から3月28日(木)まで運休するほか、ムンバイ発着のニューヨーク線でも、ニューヨーク/ニューアーク線のみ運航し、ニューヨーク・JFK線のAI105便とAI106便をすでに運航停止しています。

これらは、機材不足とパキスタンが空域封鎖したことが原因だと報じられています。エア・インディアは現在、修理のため23機以上が運航することができず、これらにはマドリード線やバーミンガム線を運航している787-8も6機含まれています。

また、パキスタン空域が封鎖されたことにより、ヨーロッパ線へのフライト時間が約1時間長くなり、より多くの乗務員が必要となり、乗務員が不足していることから、一部路線の運航を停止しています。

エア・インディアはヨーロッパ路線ではこのほか、デリー発着でコペンハーゲン、フランクフルト、ロンドン・ヒースロー、ミラノ・マルペンサ、パリ・シャルル・ド・ゴール、ローマ、ストックホルム、ウィーン線に就航しています。また、ムンバイ発着ではフランクフルト、ロンドン線、アフマダーバードとバンガロール発着でロンドン線を運航していますが、ムンバイ、バンガロール発着では、パキスタン空域を飛行しないため影響はなく、アフマダーバード発着もそれほど影響はありません。

なお、エア・インディアは影響を受ける顧客に経路変更を提案しており、許容できない場合には、全額返金で対応しています。

期日: 2019/03/16から
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