カンタス航空子会社のカンタス・フレートは2019年4月4日(木)、2機の747-8Fをリースすると発表しました。これらの機材は、カンタス航空に代わりアトラス航空が現在運航している2機の747-400Fとの機材更新で、アトラス航空の塗装で運航されるウェットリースでの導入となります。
最も効率的な貨物機として知られる747-8Fは、747-400Fより胴体全長が長い機体で、追加7個分のパレットのスペースがあり、貨物を20%多く積載できます。2019年7月下旬から運航を予定しており、オーストラリア、中国、アメリカの10カ所のハブ間で運航されるカンタス・フレートの既存路線ネットワークで活躍します。
今回の機種変更により、カンタス・フレートは世界的なeコマースに牽引される需要増加に対応し、追加の貨物容量と時間厳守の積荷の輸送で、さらに高い信頼性を提供することで輸送主により良いサービスを提供することが可能になるとコメントし、同社の貨物輸送市場での競争力を高めます。