羽田空港の運営・管理を手がける日本空港ビルデング、双日、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)の3社は「パラオ・インターナショナル・エアポート」を設立し、2019年4月14日(日)から、パラオ国際空港ターミナルの運営を開始しました。
パラオ国際空港はパラオで唯一の国際空港として、近年は観光客など交流人口が増加し、その重要性が高まっています。この旅客需要の増加に対応し、既存ターミナルを改修・拡張すると同時に、運営や維持管理を行います。改修・拡張は、2020年度中の完工を予定しています。
今後は国際協力機構(JICA)からの融資、日本貿易保険(NEXI)による投資保険を活用しながら、3社の強みを持ち寄り、空港サービスの高度化、利便性の向上、商業施設の充実、エアライン・マーケティングを通じた収益力の強化を図ります。
なお、パラオ・インターナショナル・エアポートはパラオ政府が49%、日本側のJapan Airport Management Partnersが51%の株式を保有しています。日本側の株式の保有比率は、双日が48%、日本空港ビルが31.9%、JOINが20.1%です。