日本航空(JAL)は、2019年6月1日(土)から7月31日(水)発券分の国際線の燃油特別付加運賃を値上げすると発表しました。
JALは燃油特別付加運賃額を2カ月ごと、直近2カ月間の燃油市況価格の平均に基づき見直しています。2019年2月から3月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は1バレルあたり78.97米ドルで、これに同期間の為替平均1米ドル110.79円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は8,749円でした。
これは2019年度の適用表の8,000円以上9,000円未満のZone Cにあたり、5月末までの適用額にあたるZone Bから1段階値上げとなります。なお、適用表は2019年度から改められています。
これにより、日本発旅程は片道あたり、韓国・極東ロシア区間で500円、韓国を除く東アジア区間で2,500円、グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム・イツクーツク区間で片道3,000円、タイ・シンガポール・マレーシア・ノヴォシビルスク区間で4,500円、インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ区間で6,000円、北米・欧州・中東・オセアニア区間で10,500円の燃油特別付加運賃が徴収されます。