海自の自衛艦隊司令官、厚木航空基地を巡視

海上自衛隊は、自衛艦隊司令官の交代に伴い、各主要部隊に対する「巡視」を実施、このうち厚木航空基地で2019年4月11日(月)の様子が公開されています。自衛艦隊司令官は4月に糟井裕之海将が着任しています。

「巡視」は、指揮官の着任や新しい部隊が編成された場合に実施されています。指揮官がそれぞれの部隊の現状について視察しています。今回、公開された模様は、4月11日(月)に厚木基地の航空集団で実施された巡視で、指揮官の出迎えや栄誉礼、幹部あいさつ、現状申告、訓示などが実施されています。

隊員は「巡視」を通じ、「精強・即応」や「常在」という自衛艦隊司令官の指導方針を念頭にまい進すると、誓いを新たにしています。

厚木基地の航空集団は鹿屋の第1航空群、八戸の第2航空群、厚木の第4航空群、那覇の第5航空群、館山の第21航空群、大村の第22航空群、岩国の第31航空群の7個航空群、厚木の第51航空隊と第61航空隊、岩国の第111航空隊、鹿屋の第1航空修理隊、八戸の第2航空修理隊、厚木の航空管制隊、八戸の機動施設隊の7個直轄部隊から編成され、海自実力部隊の自衛艦隊が備える航空部隊の中核となっています。