ジャクソンビル海軍基地で737滑走路逸脱 セント・ジョンズ川で停止

ジャクソンビル海軍基地で737滑走路逸脱 セント・ジョンズ川で停止

ニュース画像 1枚目:滑走路を逸脱した737-800
© U.S. Navy photo by Senior Chief Mass Communication Specialist Monica R. Hopper
滑走路を逸脱した737-800

2019年5月3日(金)21時40分ごろ、ジャクソンビル海軍航空基地に着陸したマイアミ・エア・インターナショナルの737-800が滑走路を逸脱し、セント・ジョンズ川に入り、停止する事故が発生しました。

この機体は、機体記号(レジ)「N732MA」で、当日はキューバのグァンタナモ基地を離陸したLL293便として運航していました。事故当時、乗務員7名、乗客136名が搭乗しており、軽傷者がいたものの現場で治療が施され、さらに治療が必要な方は地元の病院に搬送されました。この事故に伴う死亡者はいません。

ボーイングは事故発生を受け、関係者に対し、お見舞いの言葉を送ると同時に、アメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)の指示に従い、技術支援を提供すると発表しています。NTSBはこの件に関する調査をすでに開始しています。

「N732MA」は2001年4月に初飛行した19年目に入った機体で、マイアミ・エア・インターナショナルに引き渡しされたのち、オランダ、イギリスの航空会社にリースで運航されてきた機体です。事故当時、ジャクソンビル海軍航空基地では激しい雷雨に見舞われていたことが伝えられています。

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