F-35AのFDR一部、かいめいの情報からヴァン・ゴッホが引き上げ

F-35AのFDR一部、かいめいの情報からヴァン・ゴッホが引き上げ

岩屋防衛相は2019年5月7日(火)、三沢基地所属のF-35A戦闘機が4月9日(火)に墜落、その機体の捜索活動でフライト・データ・レコーダー(FDR)の一部を含むF-35Aの部品を確認したことを明らかにしました。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の保有する海底広域研究船「かいめい」が得た情報を基に、ウルトラ・ディープ・ソリューションズ社の「ヴァン・ゴッホ」が海底を確認し、5月3日(金)以降、FDRの一部を含むF-35Aの部品を確認、この一部は「ヴァン・ゴッホ」が引き揚げています。

この部品は防衛省・自衛隊が調査しているものの、現段階で調査を進展させる記録媒体は、発見されていません。防衛相は引き続き、捜索にあたる船舶と連携、協力し、行方不明となる操縦者や機体の発見、引揚げに努め、事故調査委員会による事故原因の究明に努めるとコメントしています。

捜索活動には、「かいめい」「ヴァン・ゴッホ」と民間のサルベージ船が該当する海域で対応しています。

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