岐阜県は2019年5月13日(月)から、福井県大野市和泉地区及びその周辺で岐阜県ドクターヘリの運航を開始しました。これは5月7日(火)、福井県と岐阜大学医学部附属病院と協定を締結した対応です。
対象の福井県大野市和泉地区は、岐阜県の郡上市、関市や本巣市に隣接する国道158号沿線の人口約500人のエリアで、救急車で福井市内に搬送するより、岐阜県ドクターヘリで岐阜県側に搬送するほうが時間的に優位であることから、協定が締結されました。
運航想定件数は年間10件程度としており、搬送先は原則として岐阜県側で、搬送にかかる費用は福井県が負担します。岐阜県ドクターヘリは、岐阜大学医学部附属病院を基地病院として、2011(平成23)年から岐阜県全域を対象に運航し、機材は川崎重工のBK117C-2を使用し、セントラルヘリコプターサービスが運航しています。運航時間は原則8時30分から日没までです。