深圳航空、保有機材に海事衛星システムの換装を開始 2020年に完了

深圳航空、保有機材に海事衛星システムの換装を開始 2020年に完了

ニュース画像 1枚目:深圳航空の換装作業
© 深圳航空
深圳航空の換装作業

深圳航空は2018年末から、同社の保有機にインマルサット(INMARSAT)衛星システムの換装を開始、2020年には全ての保有機への換装を完了する予定です。

「インマルサット」は移動衛星通信システム(MSS)の一種で、船舶や車両、航空機などに通信サービスを提供しています。このシステムを装備することで、航空通信能力が強化され、航空管制の効率が高められます。2018年末には3機の換装が完了しており、そのうちの1機は機体番号(レジ)「B-6750」のA320-200です。

深圳航空の整備部門チームは、設置前に換装訓練と、メンテナンスタスクカードを使った学習を実施したほか、換装の問題点をまとめ、関連する作業調整を行い、問題点が遅滞なく解決されるように努めています。3機の換装完了後は、換装作業を見直す会議を経て、換装プロセスを最適化し、そのサイクルが1日短縮されています。

深圳航空では引き続き、スタッフのスキルの向上、人員削減、プロセスのさらなる最適化を実施する方針です。

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