海自、練習艦「かしま」と護衛艦「いなづま」で令和初の遠洋練習航海

海自、練習艦「かしま」と護衛艦「いなづま」で令和初の遠洋練習航海

ニュース画像 1枚目:いなづま DD-105
© 海上自衛隊
いなづま DD-105

海上自衛隊は2019年5月21日(火)から10月24日(木)まで、遠洋練習航海を実施します。この航海に練習艦「かしま(TV-3508)」、護衛艦「いなづま(DD-105)」の2隻が参加します。「かしま」はヘリコプター発着甲板を備えており、「いなづま」はSH-60J/K哨戒ヘリコプターを搭載しています。

航海は、初級幹部に対し、外洋航海を通じて学校などで修得した知識と技能を実地習得させ、慣海性をかん養し、幹部自衛官として必要な資質を育成する狙いです。あわせて、諸外国への訪問を通じて、派遣員の国際感覚のかん養を育み、友好親善の増進に寄与することを目的とします。参加人員は、第69期一般幹部候補生課程の修了者約190名を含む約580名で、タイ王国海軍少尉1名を含みます。

この航海では157日をかけてアメリカ、グアテマラ、ペルー、エクアドル、メキシコ、ポリネシア、フィジー、ニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニア、パラオの11カ国13都市、総航程49,000キロメートルを巡ります。海上自衛隊では、1957年(昭和32年)以降、毎年遠洋練習航海を実施しており、今回で63回目となります。

期日: 2019/05/21 〜 2019/10/24
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