KLM、持続可能な航空燃料の製造工場建設に協力 2020年にオープン

KLM、持続可能な航空燃料の製造工場建設に協力 2020年にオープン

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各社の経営陣

KLMオランダ航空は2019年5月27日(月)、持続可能な航空燃料で世界市場をリードするSkyNRGが建設する、ヨーロッパで初めての持続可能な航空燃料(SAF)の工場プロジェクトに協力すると発表しました。液化石油ガス(LPG)販売のグローバルリーダーであるSHV Energyも同工場に出資し、製造されるバイオLPGを購入します。

SkyNRGがオランダ北東部のデルフザイルに開発する工場は、使用済みの料理油など主に地域の廃棄物や、他産業からの残留物を使用し、持続可能な航空燃料に加え、バイオLPG、ナフサを製造します。このような工場は世界初で、2022年のオープンが予定されています。

同工場では年間100,000トンを製造し、このうちKLMオランダ航空が年75,000トンの持続可能な航空燃料を10年間、購入します。この規模で持続可能な航空燃料に投資をするのは、KLMオランダ航空が世界で初めてとなります。

この取り組みに協力することで、KLMオランダ航空はサステナビリティに向けた目標に確実な1歩を踏み出し、より広範囲な産業計画「Smart and Sustainable」に貢献します。

■KLM sustainability: How responsible is flying on sustainable aviation fuel?
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