三菱重工、ボンバルディアCRJプログラム買収か まとまればパリで発表

三菱重工、ボンバルディアCRJプログラム買収か まとまればパリで発表

ニュース画像 1枚目:三菱重工業の航空機プログラムが一気に拡大?
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三菱重工業の航空機プログラムが一気に拡大?

ボンバルディアと三菱重工業は2019年6月5日(水)、それぞれ声明を発表し、報じられている両社間のリージョナルジェット機事業について、三菱重工による買収交渉を進めていることと認めつつ、決定した事実はないと明らかにしました。声明で、両社ともこれ以上コメントしないとの立場です。

スクープを報道した「The Air Current」の記事は、関係者談として、ボンバルディアがCRJプログラムの見直し、売却について方向性を検討している中で、交渉先を三菱重工に絞ったと伝えています。交渉がまとまれば、6月17日(月)から6月23日(日)に開催される「パリ・エアショー 2019」で公式に発表される可能性があると、関係者の話も伝えています。一方、記事では関係者談として、交渉がまとまらない可能性もあるとのコメントも記しています。

ボンバルディアは、合意前には経営陣によるレビューと分析、さらに取締役会の承認が必要な事案で、三菱重工業も評価のレビューと、独自のデューディリジェンス、役員等の承認プロセスを必要とすると言及しています。

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