アビアンカHD、コスタリカとニカラグアの航空2社と機材を売却

アビアンカHD、コスタリカとニカラグアの航空2社と機材を売却

ニュース画像 1枚目:アビアンカ イメージ
© AIRBUS S.A.S.
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アビアンカ・ホールディングス(HD)は2019年6月4日(火)、コスタリカのサンサ・リージョナル、ニカラグアのラ・コステーニャ(La Costeña)を、アメリカ・デラウェアのリージョナル・エアラインズ・ホールディングに売却しました。両社はそれぞれ、コスタリカ、ニカラグアで国内線を運航しています。

4月22日(月)に締結した株式売買に関する契約完了により、5月31日(金)に取引が完了しました。これはアビアンカ・ホールディングスが国際線旅客便の運営強化やマイレージプログラム「ライフマイルズ」、貨物部門のアビアンカ・カーゴに注力する新たな戦略の一環です。この売却契約にあたり、13機のCessna 208、2機のATR 42はアビアンカHDの所有機から外れ、同社の保有機がシンプルになります。

なお、サンホセ(コスタリカ)のフアン・サンタ・マリア国際空港、またマナグア(ニカラグア)のアウグスト・セザール・サンディーノ国際空港を発着する国際線は、これまで通りの運航に変更ありません。

コスタリカには、グループ傘下のアビアンカ・コスタリカがあり、エルサルバドル(サンサルバドル)、ボゴタ(コロンビア)、リマ(ペルー)の3カ所のハブ、またグアテマラ シティ、パナマシティへ直行便を運航しています。同様に、カナダ、チリ、エクアドル、アメリカ、メキシコへのフライトは、コスタリカの乗務員によって運航されます。

マナグア(ニカラグア)への国際線の接続は、エルサルバドル(サンサルバドル)、マイアミ線のデイリー運航を継続します。近ごろ座席提供数が改善され、両路線は現在A320で運航されています。

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