世界初の「持続可能な魚食」を目指す空港に選定 ヒースロー空港

世界初の「持続可能な魚食」を目指す空港に選定 ヒースロー空港

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© Heathrow
魚料理 イメージ

ロンドン・ヒースロー空港は2019年6月7日(金)、世界で初めて「持続可能な魚食」を目指す空港「Sustainable Fish Airport」に選定されたと発表しました。5つのターミナルをシーフード提供業者が調査し、イギリスの海洋保護協会が指定する最も持続可能でない赤評価の魚を2019年中に排除し、追跡可能、かつ持続可能なサプライチェーンを確保する取り組みが評価されました。

ヨーロッパ最大の空港として、年間8,000万人に食事を提供するロンドン・ヒースロー空港がこの課題に取り組むことにより、魚料理の年間400万食分に影響を及ぼします。同空港は20種類以上の魚類が提供されており、提供量はマグロが最も多く、次にサーモンが販売されていますが、どちらも持続可能性の課題を抱え、より豊富な資源、より責任ある養殖場、またはより破壊的でない漁法で捕獲する魚を使用するよう努めています。

このプロジェクトの一環として、同空港の飲食店では持続可能な魚の購入ポリシーを採用しています。そして寿司などを提供するレストラン「YO!」などイギリス各地に展開する業者がそのポリシーを全てのオペレーションに適用するなど、空港を超えた取り組みとして波及しています。

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