デンソーとハネウェル、電動航空機用推進システムの共同開発を開始

デンソーとハネウェル、電動航空機用推進システムの共同開発を開始

デンソーと航空機パーツ製造を手がけるアメリカのハネウェルは2019年6月11日(火)、電動航空機用推進システムの共同開発を開始したと発表しました。

電動航空機は、エンジンの代わりに電動推進システムで飛行するモビリティです。世界各国で、大都市化や高密度化による交通量の増加を受け、タクシーや電車などに変わる高速移動手段として、注目を集めています。

両社は、ハネウェルの航空機向け技術開発で積み重ねた100年以上の実績と、デンソーの自動車向け技術開発70年の実績を掛け合わせ、新たなモビリティの開発を加速し、安全で環境に配慮し、快適さ、利便性の向上に貢献する方針です。

空飛ぶクルマ市場は、世界全体で約250兆円規模に達するとみられており、このうちヒトの移動に関わる市場規模は9兆円、モノの移動は240兆円と言われています。

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