群馬ヘリポートに設けられた群馬県防災航空センターの開所式が2019年6月10日(月)、群馬県知事が出席して実施されました。これに合わせ、山岳遭難を想定した救助訓練が披露され、訓練査閲も行われました。
このセンターは、2018年8月11日(土)に東邦航空が運航受託していた防災ヘリコプター「はるな」、ベル412ヘリコプター、機体番号(レジ)「JA200G」の墜落事故を受け、新設されたものです。事故発生後にずさんな運航管理が発覚し、群馬県が消防保安課内の係を格上げし、新たに設置されました。
訓練を査閲した大澤知事は、「本県防災航空隊は再建途上でありますが、安全な運航・管理体制の再整備に向け鋭意、取り組んでいきます」とコメントしています。
「はるな」後継機は、4月末に三井物産エアロスペースが19億9,650万円で落札しています。納期は2020年末を予定しており、パイロットの訓練を経て、2021年度の運航開始を目指しています。