バニラエア、試験飛行時の乗務前のアルコール検査漏れで厳重注意

バニラエア、試験飛行時の乗務前のアルコール検査漏れで厳重注意

バニラエアは2019年6月14日(金)、国土交通省航空局から厳重注意を受けました。これは2019年4月8日(月)に運航した試験飛行のJW9051便で、運航乗務員2名が会社規定に定められた乗務前のアルコール検査を実施せずに乗務した事象を受けたものです。

当該便の出発後に、地上の担当者が検査結果の記録が無いこと、上空でも運航乗務員がアルコール検査を乗務前に行わなかったことに気づき、 羽田空港に到着後、検査を実施し、アルコール反応が無いことを確認しています。

当該便は、同社のA320「JA13VA」で運航され、乗員数は運航乗務員2名と整備関係者6名の計8名で、社用飛行便のため搭乗客はいませんでした。

バニラエアは同様の事態が発生しないよう再発防止に努めるとともに、信頼回復と安全運航の堅持に取り組む方針です。

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