静岡県ドクターヘリ、出動回数が累計2万回 運航から18年目 全国初

静岡県ドクターヘリ、出動回数が累計2万回 運航から18年目 全国初

静岡県は2019年6月14日(金)、県内のドクターヘリ出動回数が運航開始から累計2万回を突破したと発表しました。現在、43道府県で53機のドクターヘリが運航されており、道府県単位で累計出動回数が2万回を超えたのは全国初で、18年目での達成です。

静岡県のドクターヘリは、2機体制で運航しています。2001年10月から聖隷三方原病院を基地病院として西部ドクターヘリを中日本航空がベル429、2004年3月から順天堂静岡病院を基地病院とする東部ドクターヘリをセントラルヘリコプターサービスがBK117C-1でそれぞれ運航しています。

また、2機体制の運航を整えた都道府県は、静岡県が初めてで、このほか千葉県、兵庫県、北海道、長野県が現在、2機体制となっています。

2004年の新潟中越地震では、東部ドクターヘリが被災地の医療支援活動、2011年の東日本大震災では西部ドクターヘリが被災地へDMAT活動のため派遣されています。

静岡県ドクターヘリの累積出動回数は5月末現在、20,127回で、このうち聖隷三方原病院が8,957回、順天堂静岡病院が11,170回となっています。

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