三菱重工とボンバルディア、CRJ事業の事業譲渡で合意 | FlyTeam ニュース

三菱重工とボンバルディア、CRJ事業の事業譲渡で合意

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配信日: - ニュースカテゴリー: サービス
ニュース画像 1枚目:スペースジェット M90

スペースジェット M90

三菱重工業とボンバルディアは2019年6月25日(火)、カナダエア・リージョナル・ジェット(CRJ)事業の事業譲渡契約を締結しました。三菱重工は、現金5億5,000万米ドルを支払い、およそ2億米ドルの債務を引き受けます。

この契約に基づき、三菱重工は約1億8,000万米ドルと評価されるCRJ保有信託プログラム(Regional Aircraft Securitization Program:RASPRO)の受益権を継承します。RASPROは、CRJ販売促進のため設立されたCRJ保有信託プログラムで、過去にリースした機体の残余価値が信託されています。

この契約により、三菱重工はCRJシリーズに関する保守、カスタマーサポート、改修、マーケティング、販売機能と型式証明を継承します。カナダ・ケベック州モントリオール、オンタリオ州トロントのサービス・サポートネットワーク拠点、アメリカのウェストバージニア州ブリッジポートとアリゾナ州ツーソンのサービスセンターが含まれます。

三菱重工はこの事業承継により、Mitsubishi SpaceJetファミリーの開発、製造、販売、カスタマーサポート機能を補完し、現在の航空機事業や三菱重工の将来の成長につながるとコメントしています。世界トップクラスの保守、修理、オーバーホール(MRO)だけでなく、エンジニアリングからカスタマーサポートに至る一連の機能を確保し、三菱重工グループの機能を強化します。

ボンバルディアは、ミラベルのCRJ製造拠点を残します。これはボンバルディアがCRJの受注残機体を三菱重工業から委託、製造する形で、部品、予備部品の供給も継続します。ただし、受注残機体の納入後、2020年後半にCRJの製造は終了します。これにより、ボンバルディアは航空機事業の改革を完了し、ビジネスジェット事業に再注力する体制が整います。

この事業譲渡契約は、各国当局の審査などを踏まえた最終条件によるものの、2020年上半期に決定する予定です。この契約は一定の条件により、三菱重工による解約金を支払う旨も定めています。

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