日中の航空管制当局、航空交通の円滑化や交通容量の拡大で協力合意

日中の航空管制当局、航空交通の円滑化や交通容量の拡大で協力合意

ニュース画像 1枚目:日中の航空管制当局協議
© 国土交通省航空局
日中の航空管制当局協議

国土交通省航空局は2019年6月25日(火)、北京で開催された第3回日中交通管制部長級会合で、新たな日中間の航空路開設に必要な要件の検討と、調整を目的とする作業部会の設置で合意したと発表しました。

合意した内容は、新たな航空路開設に必要な要件の検討と調整を目的とする作業部会の設置、1983年に設定された日本と上海方面を結ぶ航空路「航空路A593」の航空交通容量の拡大と安全性向上のための協力の推進、国際航空交通流管理の高度化など協力の推進、東京オリンピック・パラリンピック開催期間の管制運用に関する協力、航空管制分野における新技術の活用に関する協力の推進です。

この会合には、日本側から飯嶋康弘航空局交通管制部長、中国側から車進軍(シェ・ジンジュン)中国民用航空局空中交通管理局長が出席、協議しました。国交省はこの合意を受け、日中間の航空交通の円滑化と航空交通容量の拡大が期待されるとしています。

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