航空身体検査マニュアルなどが一部改正

航空身体検査マニュアルなどが一部改正

日本航空機操縦士協会(JAPA)は2019年8月1日(木)、「航空身体検査マニュアル」などの一部改正を告知しています。

改正は、「航空機乗組員の使用する医薬品の取扱い」や「航空身体検査マニュアル」、「航空身体検査証明申請書記入要領」、「航空機操縦練習許可申請書記入要領」の一部が対象で、「航空身体検査証明自己申告確認要領」と「航空機操縦練習許可自己申告確認要領」も制定されます。

「航空機乗組員の使用する医薬品の取扱い」は、一般市販薬の使用可能な期間の明確化や慢性副鼻腔炎に対するマクロライド療法の取り扱いの追加など、航空業務中の使用にあたり、使用可能な医薬品の取り扱いが見直しされます。

また、「航空身体検査マニュアル」は、薬物依存とアルコール依存の検査方法の追記など、指定医適合や大臣判定となる治療方法の明確化などについて改正されます。「航空身体検査証明申請書記入要領」、「航空機操縦練習許可申請書記入要領」では、「その他の参考事項」欄に、新たに飲酒習慣の有無、飲酒頻度、飲酒量などの記入が追加されます。

このほか、航空身体検査証明申請または、航空機操縦練習許可申請にあたり、申請書へ手術歴、医薬品の使用歴などの記入漏れを防止するため、申請者による自己確認要領を制定した「航空身体検査証明申請書記入要領」、「航空機操縦練習許可申請書記入要領」が新設されます。

期日: 2019/08/01から
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