ロンドン・ヒースロー空港は2019年7月12日(金)、イギリス最大の労働組合「ユナイト(Unite)」が夏のホリデー期間中にストライキを予定していると発表しました。
賃上げ交渉が決裂したことによるもので、同空港の警備員、エンジニア、旅客サービス担当者など地上職員ら4,000人以上が参加を予定しています。ストライキは、7月26日(金)、7月27日(土)、8月5日(月)、8月6日(火)、8月23日(金)、8月24日(土)の計6日間が予定されています。このストライキが実施されると、空港機能が停止する可能性もあります。
ロンドン・ヒースロー空港は、現場の前線で働くスタッフの70%以上に少なくとも4.6%の昇給を与える提案しており、組合員と再度交渉を行っています。ロンドン・ヒースロー空港はストライキが実行される場合にも、空港をオープンし、安全にフライトが運航されるよう緊急対応策を実施する予定だと説明しています。